スプリング・エフェメラルの蝶たち

スプリング・エフェメラル・・・春のはかない命と呼ばれる蝶たち。
その名の通り、初春にしかその美しい姿を現してくれません。
関東では、そんな蝶たちのシーズンはそろそろ終わり。
スプリング・エフェメラルと呼ばれる蝶にはどんな種類がいあるのか、
意外にもまとまったサイトが見当たらないので、ちょっと整理してみた。

1.コツバメ
シジミチョウ科。
早春を迎え、まず飛び始めるのがこの蝶ですね。
シジミチョウの中でも地味な色合いだが、元気いっぱい飛び回ります。
今年は撮影できませんでした。
コツバメ
(平成23年4月16日 東京都八王子市)

2.ツマキチョウ
シロチョウ科。
モンシロチョウに似るが、直線的に飛ぶので、見分けるのは容易。
なにせ止まらないので、撮影には難儀する(笑)
オスには翅の褄にオレンジの模様があります。
オス
ツマキチョウ オス
(平成22年4月25日 東京都文京区)
メス
ツマキチョウ メス
(平成23年4月17日 東京都文京区)

3.ミヤマセセリ
セセリチョウ科。
セセリチョウ科の蝶の中では最も発生が早い。
メスの前翅には白い帯状の模様が顕著に現れる。
メスのほうが人気がある(笑)
オス
ミヤマセセリ オス
(平成24年4月15日 神奈川県相模原市)
メス
ミヤマセセリ
(平成23年4月24日 埼玉県嵐山町)

4.スギタニルリシジミ
シジミチョウ科。
ルリシジミに似るが、斑紋の周りに白い縁取りがあるなどの違いがある。
この蝶を撮影するときに限って、マクロレンズを持っていない事が多いので、
未だにバシッとした写真が撮れていない^^;
スギタニルリシジミ
(平成24年5月15日 群馬県赤城山)

5.ウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)
アゲハチョウ科。
半透明の翅を持つとても美しい蝶。
バタバタした感じで飛ぶので、他のシロチョウ科の蝶と混じっていても見分けがつく。
氷河期を乗り越え、3000万年前から姿が変わっていないと言われている。
ウスバアゲハ
(平成24年5月15日 群馬県桐生市)

6.ギフチョウ
アゲハチョウ科。
ご存知、スプリング・エフェメラルの大御所で、とても人気者。
今年、初めて撮影することができた。
この蝶も氷河期を乗り越えてきたと言われ、体の様子を見ると原始的だと言うことが分かる。
関東では神奈川県相模原市のみに生息。
ギフチョウ
(平成24年4月15日 神奈川県相模原市)

7.ヒメギフチョウ
アゲハチョウ科。
ギフチョウに似るが、小型で、翅先端の模様、後翅の模様の色が異なります。
関東では群馬県赤城山のみに生息。
撮影には山登りが必要(笑)
ヒメギフチョウ
(平成24年5月15日 群馬県赤城山)

ここまでは、関東で確認できます。
次からは、まだ未体験ゾーンの蝶たち。
自分で撮影した写真はないので、蝶の名前をクリックしてGoogleで見てね。

8.ヒメウスバアゲハ(ヒメウスバシロチョウ)
アゲハチョウ科。
北海道に生息。
ウスバアゲハより小型。
体毛が黄色いウスバアゲハと異なり、灰色らしい。

9.キイロウスバアゲハ(ウスバキチョウ)
アゲハチョウ科。
この子も、生息は北海道。
国の天然記念物。
6~7月発生なので、これから北海道へ行けば会えるかも(笑)
黄色い透けた翅を見てみたいなぁ。

10.クモマツマキチョウ
シロチョウ科。
南北アルプスに生息している、幻の高山チョウ。
翅裏の模様はツマキチョウと同様の迷彩模様。
オスの前翅先端は鮮やかなオレンジ色で、飛ぶ姿はとても美しいらしい。
来年の課題だ!

私の知る限り、日本でスプリング・エフェメラルと呼ばれる蝶は以上の10種。
他にもいるよとご存知の方は、教えてくださいね。
まだまだ課題が残ってますね・・・

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記事の評価

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  1. 薄命でも、命がキラキラと輝いていますね!!
    むしろ薄命だからかもしれません。
    短い命を精一杯生き切っているからこそ、強烈な魅力を放っているのでしょうね^^

  2. うっすさん、こんにちは♪
    初春にしか見ることができないチョウたち、
    そろそろ終わりが近く寂しいです。
    どのチョウも色や姿が違えど美しいです。
    スギタニルリシジミ、ルリシジミかと思いました。
    唯一知っているチョウで大好きなです(^^)

  3. こんにちは!
    素晴らしい蝶たちですね!
    吸蜜中のお写真は画になりますね~
    ヒメギフチョウは羨ましい!!
    これは来年チャレンジします。

  4. うっすさん、こんばんはです!
    昨夜は睡魔に襲われて、コメできずでした(笑)
    スプリング・エフェメラル・・こうして見ると写したのはほんの一部・・
    まあ、ブログテーマがご近所ですので・・・(笑)
    コツバメ・ツマキは自宅すぐでも撮れますが・・
    ギフチョウは京都の日本海側に・・かなり遠いです(笑)
    ポチッ!

    • 美由紀
    • 2012年5月26日 1:21

    すっごぉぉ~い!
    蝶の図鑑のようですね。
    まだ出会えていないスプリングエフェメラル
    あと3種なんですね。
    うっすさん 今年は蝶の当たり年みたいだから
    制覇できるかもしれませんね。

    • moko♡
    • 2012年5月26日 18:41

    こんばんは^^^
    スプリング・エフェメラル・・沢山並びましたね(*^^)
    春だけというのが寂しいですよね~
    食草の関係で年一化は仕方ないことですけど・・・
    だからこそ スプリング・エフェメラル・・なんですよね(笑)
    今週末は 皆さんクモマ撮りでしょうね
    うっすさんは来年?頑張ってくださいね~

  5. こんばんは~。
    人間時間と昆虫の時間は違うので、昆虫は決して時間が短いとは思っていないと思いますが、
    人間の目からみると、はかない命に哀れみを感じてしまいますね。
    短い時間だからこそ、そのDNAを次世代に残そうと、懸命に生きています。
    食草の関係で、見られる期間が短くて残念ですが、
    逆に出会えることは嬉しいことですね。

  6. こんばんは~。
    ウスバアゲハなどは春の間に産卵された卵は、そのまま夏~冬を過ごし、
    晩冬に孵化、成長し、蛹期間を経て、春に成虫になります。
    そう考えると、卵の期間がすごく長いですよね。
    だから成虫の姿になるのって、すごく大変なことなんですよね。
    出会いに感謝しなくてはいけませんね。
    スギタニルリシジミはご存知でしたか!
    あまり有名ではないのに、すごいですね。

  7. こんばんは~。
    短い早春を駆け抜ける蝶たちをリストアップしてみました。
    蝶はやっぱり花との組み合わせが一番絵になりますよね。
    ヒメギフチョウ、ぜひ来年は挑戦してみてくださいね。

  8. こんばんは~。
    近くの公園等に行けば、ごく普通の蝶たちは観察できますが、
    やはり珍しい蝶たちに会うには、遠征しないと難しいですね。
    私も数年前までは、比較的近場ばかりで撮影していましたが、
    色んなサイトで色んな蝶たちの写真を見ると、やはりこの目で見てみたいと思うようになりました。
    一気には無理なので、数年かけてという長期計画になりますが(笑)
    空振りに終わっても、知らない土地に行くということも楽しいものです。
    私よりフットワークがあると思いますので、
    ぜひ、珍しい蝶を探して、見せてくださいね^^

  9. こんばんは~。
    私も疲れて帰ってくると、PCの前に座るのも億劫になる時があります。
    眠気には勝てないですよね~(笑)
    数年かけて、やっとここまで撮り集めましたが、まだ残っています。
    制覇するには、また数年かかりそうです(笑)
    ギフチョウに会えるといいですね~。

  10. こんばんは~。
    関東で確認できる種類は、なんとか数年かけて撮ることができました。
    あと3種はなかなか難しい(笑)
    どこに居るかも知らないし・・・
    今年は無理ですので、数年かかると思いますが、気長にお待ち下さいね(笑)

  11. こんばんは~。
    関東で見られる種類はなんとか撮れたので、記念に並べてみました~(笑)
    やっぱり春だけと言うのも残念なことですが、
    ゼフィルスも含め、短命な命に出会うのはそれだけ価値のあることなんですよね。
    クモマツは今がピークなのでしょうね。
    今年は何も準備していないので、ぜひ来年狙いたいです。

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